安定した供給体制
東日本大震災の被災で多くのLPガス充てん所が稼働停止に追い込まれLPガスの安定的な供給に支障が生じました。弊社では、平成25年12月に経済産業省より「災害時対応中核充填所」の認可を受け、大規模災害が発生した場合でもLPガスを安定的に供給できる体制を整えました。
充填工場
県北工場
ホームエネルギーアサヒ(災害時対応中核充填所)
宮崎県東臼杵郡門川町大字門川尾末字淀源10836-1
TEL 0982-63-0144 FAX 0982-63-0167
県南工場
旭マルヰ小林充填所
宮崎県小林市北西方1575番地
TEL 0984-27-2610
災害対策への取り組み
災害時対応中核充填所
株式会社ホームエネルギーアサヒは、災害時でも安定的なLPガス供給ができる整備された「災害時対応中核充填所」として国から選定されています。
停電になっても自社貯蔵のLPガスを燃料として充填作業を一定時間継続できるよう自家発電設備が設置されています。
災害後にガソリンが入手困難な状況でも、LPガスで動く配送車を保有しており、常時稼働が可能な体制を整えています。
また、電話やインターネット回線が不通の状態でも、地方自治体等と緊密な連携が取れるよう、衛星電話等の緊急用通信設備を備えています。
LPガス自家発電設備
被災により停電になった場合でも、LPガスを燃料とする自家発電装置を設置しておりガスの充填業務が可能です。
LPガス自動車
被災により燃料の確保が困難な状況でも、LPガスを燃料とするトラックを保有しており配送や保安等の業務が可能です。
衛星通信設備
被災により通常の通信手段が利用できない場合でも、衛星電話により外部との連絡が可能です。
災害時対応中核充填所に求められる役割と義務
- 地域の都道府県市町村と都道府県LPガス協会または支部とで締結される防災協定への参加
- 災害時における充填所の共同利用または地域内他社・充填所からの依頼に基づいた充填受入、代替配送、保安点検調査の実施
(供給量、保安体制および費用は備蓄法の連携計画に基づき各地域にて取決めが必要) - 災害時における政府官公庁、地方公共団体、都道府県LPガス協会への速やかな情報提供
- 災害時における流出容器回収の際の保管場所の提供(県指定場所でも可)
- 備蓄法に基づく災害時石油ガス連携計画への参画
- 国の指導により、災害時石油ガス供給連携計画の発動、国からの国備受け入れおよび重要施設への配送指示に対する(優先)対応
災害バルクシステム
「災害バルクシステム」とは、LPガスを備蓄する貯槽と供給設備(ガスメーター、調整器、ガス栓 等)が一体となった設備です。
大規模災害が発生し、電気や都市ガスの供給が停止してしまった場合でも、炊き出しや温かいお湯の提供はもちろん、発電機を動かすこともできます。
エアコンの冷暖房や照明、スマホの充電に必要な電気をつくることもできます。
導入実績
- 医療法人養気会 池井病院(小林市)
Marui Gas 災害救援隊
災害時にお客さまの安全を最優先に確保するため発足した「MaruiGas災害救援隊」は、地震や豪雨などの大きな災害時にいち早く駆けつけ、ガス機器の点検や漏えい検査を行い、ガスを復旧させるMaruiGasグループ独自の災害支援の全国組織です。 ガスのエキスパートが万が一に備え、迅速に対応出来るように訓練を重ねています。
当社は、Marui Gas 災害救援隊の一員であり、もしお客さまが被害にあわれても、当社だけでなく近隣のMaruigGasグループからの応援が駆け付け、迅速に対応いたします。
主な出動実績
- 2004年10月 新潟県中越地震
- 2011年 3月 東日本大震災
- 2016年 4月 熊本地震
- 2018年 7月 愛媛県豪雨災害
- 2020年10月 東日本台風 …等々
各種お問い合わせ
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